WordPressで作ったサイトはSEOに強いと言われていますが、今回ご紹介するプラグイン「All in One SEO」を利用することで内部SEO対策の強化になり、とってもおすすめです！！
内部SEO対策は、サイトの運営者が自分でコントロールすることが可能ですので、一番最初にやるべきSEO対策のひとつです。
今回ご紹介する「All in One SEO」は、もともと多くのユーザーが使っていた「All in One SEO Pack」で、2020年末に大幅に画面構成が変わりアップデートされました。
名称もAll in One SEOに変更になっており、初期設定の方法などがかなり変わっているので困惑している方も多いかもしれません。
ここでは初心者の方を想定してAll in One SEOの初期設定をご紹介していきたいと思います。
All in One SEOを導入する前に以下の設定が完了していることを前提で説明を進めていきますので、設定がお済みでない方は先に各種設定を実行するようにしてください。
・レンタルサーバー・独自ドメインの設定が完了している
・ワードプレスのインストールが完了している
・ワードプレスのテーマを決定して基本設定が完了している
All in One SEOのインストール・有効化
１）「All in One SEO」をご自身のワードプレスサイトにプラグインの追加の機能を使ってインストールします。
まずはWordPressの管理画面にログインします。そして、左の管理メニューから「プラグイン」＞「新規追加」から行います。
２）プラグインの検索画面が表示されるので、右側の検索ボックスから「キーワード」を選択、「All in One SEO」と入力して検索を実行。
検索結果が表示されたら「All in One SEO」にある「今すぐインストール」ボタンをクリックします。
３）インストールが完了すると「有効化」と表示されるのでそちらをクリックします。
４）インストールが完了するとセットアップウィザードが表示されますが、ここでは一旦「ダッシュボードに戻る」を選択します。
５）WordPress管理画面にAll in One SEOの設定項目が追加されているのを確認します。
他のプラグインと同様に追加の操作は以上になります。次は基本的な設定を行なっていきます。
All in One SEOの各種設定
All in One SEOを有効化させたら、次に各種設定を行なっていきます。
１）左側に表示されている管理メニューの「All in One SEO」 ＞ 「検索の外観」を選択。
「一般設定」タブが開きますので、ホームページ設定という項目欄の「サイトタイトル」と「メタ説明文」を設定して変更を保存します。
※上記で入力したサイトタイトルと説明文の内容がGoogleやYahooの検索結果として表示されますのでわかりやすい文章を入力しましょう。
プレビューの欄には、実際に設定した文字列がどのように表示されるか出てくるので見た目で確認してください。
２）「コンテンツタイプ」タブを選択。固定ページや投稿ページなどSEO設定が可能です。ここは初期状態のままでOKです。
３）タクソノミー」タブを選択。カテゴリーやタグのSEO設定ができます。ここでは、カテゴリー「検索結果に表示：はい」に変更、タグを「検索結果に表示：いいえ」にして「変更を保存」をクリックします。
※カテゴリーやタグなどの分類の仕組みをWordPressでは「タクソノミー」と呼んでいます。
４）「メディア」タブを選択。画像添付ファイルのSEO設定が可能です。
ここでは添付ファイルのURLをリダイレクトする＞添付ファイルを設定することが可能です。
WordPressの仕様では、通常の場合、画像ファイルだけを表示したページが生成されますが、検索エンジンに登録するとSEO上悪影響を及ぼす可能性もあるため、今回はリダイレクトをしない（無効）設定にしました。
添付ファイルのURLをリダイレクトする：「いいえ」
検索結果に表示：「いいえ」
※添付ファイルのURLをリダイレクトしたい場合は、「添付ファイル」を選択して設定しておきましょう。
５）「アーカイブ設定」タブを選択。アーカイブページのSEO設定が可能です。ここでは、すべて検索結果に表示を「いいえ」に設定します。
上記設定をすることで、WordPressでは実際中身の無いページになりやすい、添付ファイルページ、タグページ、アーカイブページなどに対して、検索エンジンにヒットさせない(noindex)設定をしておくことができ、Googleから意図せぬ低評価をされることを防ぐことができます。
以上が基本的なAll in One SEOの初期設定になります。今回ご紹介した設定はご自身の目的に合わせて変更も可能です。
内部SEO対策として活用ください。
今回は基本的な初期設定になりましたが、その他、TwitterやFacebookなどのSNSでシェアされたときの表示を変更することができます。
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